薬剤科

薬剤科のご紹介

当院薬剤科では、薬剤師8名、薬剤助手2名により、調剤、医薬品供給、DI、薬剤管理指導、病棟薬剤業務を実施し、各種委員会や医療チームに参加しています。

業務内容

調剤

電子カルテ(富士通)・調剤支援システム(トーショー・タカゾノ)を活用して、医療安全に配慮した調剤を実施しています。
入院処方は一包化調剤を基本にして、正しい時刻に正しい方法で服薬できるように、一週間分のお薬を1人1ケースで管理しています。

医薬品供給

院内採用薬品数は約700品目(院外専用薬を含めると約2,100品目)です。
バイオ製剤の取り扱い数が多く、抗がん剤の取り扱いがないことが特徴です。
患者さんの医療費負担の軽減につながる後発医薬品やバイオ後続品の導入を積極的に進めており、後発医薬品の採用率は約95%です。

医薬品情報(Drug Information : DI)

PMDAメディナビなどの信頼できるインターネット情報を最大限利用し、入手した医薬品の有効性、安全性、品質、インシデント等の情報をわかりやすい形に加工し、DIニュースとして毎月配信しています。
また、医師や看護師からの薬や治療に関するさまざまな問い合わせに対応しています。

薬剤管理指導

4病棟すべてに専任の薬剤師を配置し、薬剤管理指導業務を行っています。
処方内容に重複や問題となる相互作用はないか、副作用は出ていないか、期待される効果はあらわれているかなど確認しながら、患者さんに薬の説明や必要な指導を行い、患者さんの薬物治療を入院から退院まで責任をもって担当しています。

病棟薬剤業務

病棟薬剤業務実施加算1を算定しています。
持参薬の取り扱いが100件/月超あり、持参薬の鑑別や代替薬の提案なども重要な業務となっています。
過去の投薬・注射及び副作用発現状況等を確認したうえで、現在の治療が安全かつ適切に行われるように、薬剤の選択、投与量、投与方法などについて、医師に処方提案、情報提供しています。

その他

各種の資格を有する薬剤師が、NST、褥瘡、ICTなどのラウンドに参加しチーム医療を実践しています。