地域包括ケアシステムについて

2020年7月31日掲載

背景

地域内を包括的にケアしようとなった背景には、急激な少子高齢化があります。65歳以上の人口は、現在3,000万人を超えており(国民の約4人に1人)、2042年には約3,900万人となることでピークを迎え、その後も、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されているそうです。

目的

そのような中で、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指して、2025年を目途に整備が進められているのが「地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)」です。

ポイント

支える要素の区分けとして以下があります

「自助」・・・かかりつけ医をもち健康管理を行うなど、自分で自分を支えることです。

「互助」・・・自治会、ボランティア、NPOなど助け合いのサービスです。

「共助」、「公助」・・・医療、介護保険などの社会保険制度を用いる共助と生活保護制 度や市区町村が実施する高齢者福祉事業などの公助です。

共助や公助だけでまかない切れない部分を自助と互助で支え合う仕組みが地域包括ケアシステムです。

一覧へ戻る